昨日、人生で初めて歌舞伎鑑賞に行ってきました!!
歌舞伎に行ってみたいけどなんか敷居が高いよなぁ、という人も多いと思いますが、案外平気でした。初心者が心配しがちな疑問にお答えしまーす。
目次
- なにを観に行く
- チケットの買い方
- いくらかかる?
- 安い席はどうなのか
- 公演時間
- 服装
- おもしろいの?
- 眠くなる?
内容
- なにを観に行く?
- 歌舞伎サイト『歌舞伎美人』でいろいろ見て決めた。決め手はなんといっても海老蔵!!
- といっても、歌舞伎の芝居小屋は東京でも数カ所しかないので、選択肢はほとんどなし。歌舞伎の公演はほとんどが一ヶ月間なので、その月に観たいのがなければ、翌月以降のを探すしかない。
- チケットの買いかた
- で、いくらかかるの?
- 実際の金額=チケット代15,000円+イヤホンガイド650円+パンフレット1,200円+交通費、食費など。(イヤホンガイド、パンフレットはもちろん任意購入)
- 高ぇ!!と思った人は以下の料金表を凝視。
- チケット料金(税込み)
※たぶん公演ごとに違う。
1等A席 15,000円 1等B席 11,000円 2等A席 7,000円 2等B席 5,000円 3階A席 5,000円 3階B席 3,000円 桟敷席 16,000円 - 桟敷席(※)で観たい!!と思ったけど、残念ながら売り切れ。1等A席にした。1,000円違いなら桟敷のほうがお得だよね…。でも取れたのは10列27,28番。ここは「ちとり席」と言って観やすい席らしい(だから高いんだけど)。
※さじきせき。下の図で、左右端の「左一扉」とか書いてある席。2席ずつしきられてて、机にお茶が置いてあったり弁当食えたりする。
- 安い席はどうなのか
- 3階まで行って見てきたけど、たぶんちゃんと見える(あたりまえ)。花道はあまり見えない。
- 舞台までの距離が遠くなるから、もしかしたらセリフが聞き取りづらいかも?
- 2階、3階は目立たないから万が一のとき公演中にトイレに行きやすい気がする。→トイレを気にせずにビール飲める。
- 公演時間は?
- これがまぁビックリするくらい長い!行ったのが夜の部で、4時開場、4時半開演、終了はなんと8時34分!!!!3,000円のチケットだったら驚きのコストパフォーマンス。この前、3,000円で某小劇団のクソ芝居を観た直後なので、複雑な心境。
- しんどかったら途中で出るのもありかと(安めのチケットならあきらめもつきやすいかも)。
夜の部 上演時間 吉例寿曽我 4:30-4:59 幕間 20分 春興鏡獅子 5:19-6:16 幕間 35分 江戸の夕映 6:51-8:34 - 服装。なにを着ていくか
- カジュアルで全然OK。
- よっぽどふざけた格好でなければ問題なす。
- 着物・浴衣の人もいるけど少数派。
- 慣れてきたら、浴衣でしっぽり楽しみたい。
- おもしろかった?
- 正直なところ、かなり楽しめた。ただ、初心者はイヤホンガイド(650円)は必須。芝居の邪魔にならない絶妙のタイミングで解説をしてくれる。話のすじだけでなく、衣装の意味とか楽器の説明とかも。
- イヤホンをしてるぶんセリフが若干聞こえにくくなるのはしかたないね…(ガイドはセリフにかぶらないように計算されていますが、イヤホンを耳に入れてるからある程度はしかたない。これって録音なのかなぁ。タイミングが完璧だから生だと思うんだけど…)
- なに言ってるか分かんないんじゃん?眠くなんね?
- セリフの聞きやすさは演目による。明治に書かれた演目『江戸の夕映え』は、セリフも現代に近くてききやすかった。9割くらいは理解でた。『吉例寿曽我』はちょっと難しい。セリフがわからなくてもイヤホンガイドでストーリーは理解できるので全然問題なし。
- 私は興奮してたので眠くなんなかったけど、周りの3割くらいの人は居眠りしてたかも。となりの中年女性は全公演時間の95%くらい寝ててビックリ。
- 歌舞伎は居眠りにはわりと鷹揚?いびきとかで邪魔しなければ。でももったいないよね。
一応猫ブログなので
劇場で売ってた和菓子。
※うちの猫は「きらこうずけのすけ」という。
感想
- 8月は中村獅童、勘太郎、七之助という私でも知ってる有名人がでるので、絶対行きたい。
- おもしろかったので、もっと通って『通』ぶりたい。
- 次は安い席で観てみたい。桟敷が取れれば、そっち優先。